銀行カードローンは審査が厳しい?消費者金融との違いは

銀行カードローンと消費者金融の比較のイメージ

 

カードローンは主に銀行と消費者金融から提供されています。この両者は提供元こそ違いますが、利用方法はほとんど一緒です。

 

共にカードローンという言葉の通り、キャッシング用のカードの発行を受け、発行元のATMやコンビニなどの提携先のATMを利用して借り入れ、返済を行います。

 

利用するカードローンによってはカードを使わずに銀行口座まで振込を受けたり、振込で返済することもできます。

 

このように、両者とも利用に関してはほとんど変わるところはありませんが、最大の違いは設定される利用限度額にあります。

 

銀行カードローンはその銀行が返済に問題が無いと判断すれば、年収に関係なく100万円や200万円といった高額の限度額での契約が行えます。

 

ですが、消費者金融のカードローンには総量規制という規定が適用されるため、年収の1/3が最大の限度額になります。年収が300万円だとすると、どれだけ高くても100万円が上限です。

 

この総量規制は1つのカードローンに対しての制限ではなく、全ての消費者金融の限度額を合計して年収の1/3までになります。

 

この違いは比較的少額を希望する場合にはあまり関係ありませんが、高額を希望したり、いくつものカードローンを利用する時には大きな違いになっていきます。

 

銀行カードローンの審査を通りやすくするポイントは

銀行カードローンは消費者金融のカードローンと比較すると、審査に通り難いという事実があります。これは決してただの噂や思い込みなどではなく、業界紙に発表された実際のデータからも明らかです。

 

それによると、消費者金融のカードローンの審査の通過率(正確には新規成約率と言います)は、大手と呼ばれる数社の平均で45%程度です。

 

これに対して銀行カードローンは大手都市銀行を平均して30%弱という数字で、明らかに消費者金融より審査に通り難いという結果が出ています。

 

また、銀行という立場から、消費者金融と比べて過去の金融事故に対する判断が厳しく、これまでにカードローンや各種のローン契約の返済でトラブルを起こしたようなことがあると、それが原因になって審査に通らないことが多いと言われています。

 

この銀行カードローンの審査に少しでも通りやすくするためには、出来るだけ希望金額を小さくすることが大切になります。

 

当然ですが、金額が大きくなるほど審査は厳しくなっていきます。

 

小さい金額を希望したとしても、銀行側がこの人ならもっと貸しても大丈夫だと思えば、それより大きな金額での契約を行うこともできます。

 

例えば30万円の希望で申込みを行った場合でも、50万円の限度額で契約できると言われるようなケースです。

 

まず審査に合格しないことにはカードローンは利用できません。そのためには出来るだけ小さい本当に必要な金額での申込みを行ってください。

 

銀行カードローンは貸しすぎが問題に?

銀行カードローンは総量規制が適用されないという点から、既に消費者金融のカードローンを利用しているような場合でもそれが審査において直接の問題になることがありません。

 

つまり、消費者金融で既に年収の1/3の限度額での契約を行っている状態でも、審査に合格できる可能性があるのです。

 

そして、銀行カードローンだけを利用する場合も、審査次第では年収の1/3という数字とは関係なく契約を行うことができます。

 

こういった点から、銀行カードローンは総量規制とは無縁なことから、本人の返済能力を超えた借り入れを作ってしまう原因になっている言われているのです。

 

総量規制では、ここまでなら無理なく返済できるだろうという考え方から、年収の1/3を借りることができる上限と定めています。

 

この適用によって、消費者金融ではそれより返済能力がある人でも年収の1/3を超える借り入れは行えませんが、銀行カードローンであればそれが可能です。

 

これが銀行カードローンの最大メリットでもあり、最近ニュースで盛んに扱われているような問題にもなっているという訳です。

 

こればかりは利用する本人次第だとしか言えませんが、この問題を受けて、大手都市銀行では各銀行とも総量規制に相当するような対策を考えているのが実情です。

 

銀行カードローン向きなのはこんな方

銀行カードローンは総量規制の適用を受けないという点から、大きな金額を利用したいと考える人に向いています。

 

年収が300万円の人が消費者金融を利用すると、最高でもその1/3に当たる100万円までしか借りることができませんが、銀行カードローンであれば、150万円でも契約が行える可能性があります。

 

総量規制を超えるような大きな金額が必要な場合には、消費者金融より銀行カードローンを利用することをおすすめします。

 

ただし、必ずしもそのような金額での契約が行えるとは限らず、審査の通過率も消費者金融より低いことから、ともかくカードローンを利用したいと考えている人には向いていません。

 

そして、申込みから契約が成立するまでの速さでも消費者金融の方に軍配が上がります。

 

よって、銀行カードローンはそれほど急ぎではなく、出来るだけ大きな金額が必要だという人におすすめだと言うことができます。