延滞は決して軽く考えてはいけません

困っている人

 

借りたお金は当然返さないといけませんが、いろいろな事情でどうしても支払日までに用意できない、というケースも考えられます。

 

いわゆる延滞せざるを得なくなった時どうすればいいのか?などをわかりやすくまとめました。非常時の知識としてとても重要なのでぜひチェックしておいてください。

 

まず、カードローンの返済は約定返済という方式で行います。この約定返済とは、毎月一度、もしくはそれに近い35日などの周期で借り入れ残高に応じた最低返済額以上の返済を行っていくことです。

 

例えば毎月の最低返済額が3千円だった場合、返済日ごとに必ずそれ以上の金額の返済を行う必要があり、今月は厳しいので返済せずに来月まとめて2ヶ月分の6千円を返済するというようなことはできません。

 

返済日を忘れてしまった、またはどうしてもお金が用意できなかったなどの理由から、返済を行わずに延滞してしまうと、翌日にカードローン会社から携帯電話までその旨の連絡があります。(携帯電話を持っていない場合は自宅まで)

 

ここで支払える日を約束すると、その日まで連絡が来ることはありません。そして、約束をした日にまた支払うことができないと、その翌日に再び携帯電話まで連絡があります。

 

その電話で次こそ支払える日の約束をしますが、その日にまた支払えないようなことがあると、今後の連絡は本人への携帯電話だけでなく、自宅まで電話が掛かってきたり、封書で催促をされる可能性があります。

 

さすがに二度も約束を破ってしまうと、このような対応をとられても仕方ないでしょう。

 

更にそのままずっと返済を行わずに本来の返済日から長期の延滞ともなると、催促が督促になり、最終的には強制執行などの行政処分にまで発展してしまう可能性さえあります。このような状態になってしまう前にきちんと返済を行いましょう。

 

たとえ1回でも、1日でも延滞すると履歴が残る?

カレンダーとお金

 

カードローンの借り入れや返済は信用情報に全て記録されます。信用情報には3種類あり、消費者金融系、銀行系、信販系に分かれています。

 

銀行のカードローンの返済を延滞すると銀行系の記録にそれが残り、消費者金融なら消費者金融系に記録されるという具合です。

 

これらは情報共有システムによって、お互いに参照することが可能になっています。つまり、銀行のカードローンで延滞をした記録は消費者金融からも分かります。

 

そして、ほんの1回、1日だけの延滞でも、きちんとそれぞれに記録されます。このような1回だけの短期間の延滞であれば、信用情報にその記録が残ってしまったとしても、それが何かに大きな影響を与えることは無いでしょう。

 

ですが、後々大きなローン契約を考えている場合には、たとえ1回、1日だけの延滞記録も無いに越したことはありません。金額が大きなローン契約ほど、僅かな信用情報上の傷でも審査に影響することが多いからです。

 

ですので、「延滞をしても1日だけなら特に問題にはならないだろう」などと軽く考えていると思わぬ代償を払うことになります。

 

延滞した分多く支払うハメに

お金の心配をする女性

 

カードローンの返済を延滞してしまうと、先に書いたように信用情報にそれが記録されますが、延滞によるデメリットはそれだけではありません。

 

延滞した日数分の金利、そして、支払いの遅延による損害金の請求を受けることになります。

 

例えば30万円の借り入れを行っていて、金利が年利18%だったとすると、1日当たりの金利は約147円です。

 

遅延損害金は金利より高く、年利にして20%程度のことが多くなっており、この20%で計算をすると1日当たり約164円になります。この例では1日の延滞につき約311円が借り入れ残高に加算されるということです。

 

この加算によって借り入れ残高が膨らんでしまうことで、それを元に算出される延滞金利と遅延損害金の加算額も序々に増えていきます。もし延滞をしてしまった場合でも、できるだけ早めに返済を行うに限ります。

 

また、本来の返済日より3ヶ月以上延滞が続くようなことがあると、信用情報上でブラックという扱いにされてしまいます。こうなってしまうと、あらゆるローン契約が一切利用できなくなります。

 

手持ちのクレジットカードさえ使えなくなってしまうので、これだけは絶対に避けないといけません。どうしても返済日に支払いが行えない場合でも、絶対に3ヶ月以内には返済するように心掛けてください。

 

どうしても返済が遅れそうな場合は

スマホで連絡する女性

 

次の返済日にどうしても最低返済額が支払えないとその前日までに分かっている場合には、返済日になるまでにその連絡をしてください。これは前日までにする必要があります。当日になって行っても意味がありません。

 

前日までに連絡をして、支払える日をその場で約束すると、遅延に相当するのが数日だけであれば、その日まで今回だけは返済日を延ばしてくれることがあります。この場合は信用情報上に延滞としての記録は残りません。

 

ですが、必ずこのような対応をとってくれるとは限らず、今までの利用実績が大きく影響すると言っていいでしょう。

 

例え返済の先延ばしをしてもらえなかった場合でも、連絡をしないで遅延してしまうのとは相手側の印象が変わるというものです。

 

同じ延滞という扱いになってしまっても、先にこの連絡をしていれば、携帯電話まで連絡されることはなくなり、普通に延滞をしてしまった場合と比べてこの延滞記録がそのカードローンの今後の利用に影響してしまうことも少なくなるでしょう。

 

このように、予め返済が行えないと分かっている場合には、必ずこの連絡を行うようにしてください。